受かる子の特徴を教えてください。
ただし傾向を知ればだれでも十分合格のチャンスがあります!
この記事を読めば雙葉中学校に受かる子の特徴と合格する方法がわかります。
雙葉中学校は桜蔭中学校、女子学院中学校(JG)とともに女子御三家のひとつ。
進学校を希望する小学生からの人気が高く、合格するには早くから正しい勉強法をマスターする必要があります。
一般的な中学入試対策ではなく、本気で合格を目指すなら雙葉レベルの難関校に対応した教材選びが必須。
大手進学塾に通っている方は塾のテキストや模試の復習がメインですが、塾に通っていない方は正しい教材を選ばないと合格は困難です。
塾教材の中にはネットで購入できるものも多いため、なるべく早めに用意しましょう。
雙葉中学校の基本情報
雙葉中学の基本情報を紹介します。
雙葉中学は女子御三家のひとつで毎年東大、京大、医学部医学科に多数合格しています。
基本情報をまとめると下記のとおりです。
- 所在地:東京都千代田区六番町14-1
- 高校募集:なし
- 生徒数:1学年185名前後(4クラス)
- 学期:3学期制
- 土曜授業:あり
- 宗教:カトリック
- 制服:あり
- 学校公式サイト:https://www.futabagakuen-jh.ed.jp/jsh/
雙葉中学は高校募集がないため、入学したい場合は中学受験を受けるしかありません。
またカトリック系の学校で3学期制を採用しています。
雙葉中学とほかの女子御三家(桜蔭・女子学院)との違い
雙葉中学と桜蔭、女子学院は同じ女子御三家でも校風がまったく違います。
そのため3校で迷っている方は偏差値や問題の相性だけでなく、しっかり校風の違いも考慮して志望校を決めましょう。
参考までに女子御三家の特徴を表した有名なたとえを紹介します。
- 桜蔭:「本を読むことに夢中で缶が落ちていることに気づかない」
- 雙葉:「空き缶をそっと拾ってゴミ箱に捨てる」
- 女子学院(JG):「その空き缶で缶蹴りを始める」
これは中学受験界隈では有名なたとえ話ですが、各校の特徴を端的に表現しています。
特に雙葉中学は小学校から内部進学で入学する「お嬢様」が多くいたり、桜蔭は無宗教、女子学院はプロテスタント系、雙葉はカトリック系など特徴が大きく異なります。
なんとなくのイメージで決めるのではなく、学校説明会や文化祭などに積極的に参加して自分に合う学校を見つけましょう。
雙葉中学の場所・アクセス
雙葉中学は都心部にあり、アクセス面も抜群です。
主な交通機関はJR四ツ谷駅から徒歩2分で通学できます。
また女子御三家はどの学校もアクセスが良いですが、そのなかでも特に雙葉は立地が良いのが特徴です。
雙葉中学の主な進学先
雙葉中学の主な進学先は東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、そのほか旧帝大や国公立大医学部です。
また早稲田大学や慶応義塾大学など難関私大にも毎年100名以上合格しています。
- 東京大学
- 東京藝術大学
- 京都大学
- 一橋大学
- 東京工業大学
- 東京医科歯科大
- お茶の水女子大学
- 東京農工大学
- 筑波大学
- 千葉大学
- 横浜国立大学
- その他国公立大学医学部
- 早稲田大学
- 慶応義塾大学
- 上智大学
桜蔭ほどではありませんが、毎年東京大学に10名程度合格しています。
ほかにも早慶をはじめとする難関私大への進学者が多いのも特徴です。
雙葉中学校に受かるには?合格する方法
雙葉中学校に受かるためには出題傾向の把握と効果がある学習教材を使うことが重要です。
「本番の試験でどんな問題が出るのか」を早期に理解し、しっかり対策することで確実に合格に近づきます。
雙葉中学校は桜蔭中学校、女子学院中学校など他の私立中学と出題傾向が大きく異なります。
一般的な中学入試対策ではなく、志望校に特化した対策をしましょう。
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過去問で出題傾向を把握
難関中学に合格するには過去の出題傾向をしっかり把握することが重要です。
特に雙葉の場合、ほかの学校とは問題の傾向が異なるため、必ず過去問を最低でも3年分は解くようにしましょう。
- 同じ教科を年度ごとに見比べる
- 問題用紙・解答用紙の構成や選択問題・記述問題の出題数を確認する
- 解答欄(文字数・単位の有無)に変更がないかを確認する
同じ中学受験でも学校ごとに問題の構成や解答用紙が全然違います。
本番で実力を発揮するためにも受験する学校の過去問は必ず用意して目を通しましょう。
効果がある学習教材を使う
難関中学は過去問を解くだけでは合格点に到達できません。
過去問で出題傾向を把握したら、あとは難関中学レベルの問題をひたすら解くことが必須です。
大手進学塾に通っている方は塾のテキスト、そのほかの方は下記を参考になるべく早めに問題集を用意しましょう。
- 予習シリーズ:四谷大塚および早稲田アカデミーで使用している問題集でだれでも購入可能
- 国語ベストチェック:日能研書籍でだれでも購入可能
- 算数ベストチェック:日能研書籍でだれでも購入可能
- 理科メモリーチェック:日能研書籍でだれでも購入可能
- 社会メモリーチェック:日能研書籍でだれでも購入可能
- スタディサプリ小学講座:難関中学受験に特化した映像授業が月額2,178円で受け放題(初回限定14日間無料)
- 進研ゼミ小学講座:専用タブレットと充実のサポート体制で苦手科目の克服にベスト(資料請求で体験教材を無料プレゼント)
- Z会小学講座:難関中学受験に対応したハイレベル通信教材(資料請求で体験教材を無料プレゼント)
一番おすすめは四谷大塚の「予習シリーズ」。
改訂されて少し使いづらくなったと噂されていますが、だれでも購入できる教材のなかでは網羅性が高く、学習効果が高い問題集です。
またベストチェック・メモリーチェックは予習シリーズよりも使いやすく、料金も手頃。
出版されたのはかなり昔ですが、難関校合格者の多くが愛用する定番の問題集です。
予習シリーズ、チェックシリーズは独学ではかなり難しいため、中学受験に対応したスタディサプリ小学講座や進研ゼミ小学講座を併用すると学習効果が高まります。
スタディサプリ小学講座を14日間無料で体験する(公式サイト)
雙葉中学校の配点・出題傾向
中学入試では配点が学校によって大きく異なります。
配点の高い教科は学校が特に重要視していることがわかります。
参考までに昨年度の配点をつぎに解説します。
受験予定のかたは必ず学校案内を取り寄せて最新情報を確認しましょう。
- 国語:100点(50分)
- 算数:100点(50分)
- 社会:50点(30分)
- 理科:50点(30分)
雙葉中学校の場合、国語と算数の配点が高い傾向が続いています。
問題のレベルが高いため、中学受験に特化した問題集でしっかり対策しないと大きく点差がつくので要注意です。
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雙葉中学校の合格ボーダーライン
雙葉中学校の合格ボーダーライン(合格者平均点)は非公表です。
ただし過去の入試情報から例年70%程度が合格者平均点と想定されます。
難しい問題を7割以上も正解できないと不安になる必要はありません。
合格ボーダーラインは確実に合格できる目安のため、まずは合格最低点を目標に勉強しましょう。
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雙葉中学校の合格最低点
雙葉中学校の合格最低点は非公表です。
ただし合格者の情報から判断すると例年195点前後(正答率65%)が合格最低点と考えられます。
同じ御三家では桜蔭中学校も正答率65%が合格最低点です。
桜蔭のほうがやや難しい問題が多いですが、試験の特徴が違うため自分に合う方を受験しましょう。
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雙葉中学校の試験対策
雙葉中学校の試験問題はどの教科も難易度は高めです。
得意科目で点数を稼ぎ、苦手科目で差をつけられないようにする意識が重要です。
簡単な教科は一つもありませんが、それでも基本問題や標準問題も出題されます。
難しい問題に時間をかけすぎず、解ける問題を確実に正解することで合格に近づきます。
国語の試験対策
国語の試験問題は随筆文などの長文が1題、語彙力を問う出題が1題、漢字の書き取りが1題の大問3つの構成。
年によっては長文が2題、漢字の書き取りが1題のパターンもあります。
- 漢字の書き取りが毎年出題
- 記述問題が多く、文字数も多め
- 随筆文の出題頻度が高い
桜蔭中学校、女子学院中学校と同様に記述問題が多いのが特徴。
記述問題は独学では対策が難しいため、添削指導つきの通信教育などを活用するのがおすすめです。
進研ゼミは定期テスト対策だけでなく、難関私立・国立中学入試にも対応。
考える力を鍛えるカリキュラムが強みで、国語の読解問題のバリエーションも豊富です。
読解力を鍛えるには良い題材をたくさん解くことが効果的。
問題集を何冊も買うより進研ゼミを使うほうが効率よく国語の対策ができます。
算数の試験対策
算数の試験問題は複雑な計算問題が多く、点差がつきやすい科目のひとつ。
作図問題もよく出題されるため、対策が必須です。
- 基本問題から標準問題がほとんど
- 毎年、複雑な計算問題が出題されるため時間がかかる
- 平面図形・速さなど出やすい分野が決まっている
雙葉の場合、平面図形、速さ、規則性など出やすい分野がある程度決まっています。
できるだけ早いうちから過去問を解き、出題傾向を把握することが効果的です。
学習塾に通っているひとも自宅学習用にスタディサプリを使うのが便利です。
応用レベルは問題集の解説を読んでも理解が難しく、時間だけを浪費してしまいがち。
スタディサプリなら中学受験に特化した講義で難しい問題もわかりやすく解説。
最新の中学入試の傾向と対策がわかるため自宅学習に最適です。
社会の試験対策
社会の試験問題は地理、歴史、公民の3題構成。
難関中学のなかでは難易度がかなり易しいため、社会で点数を稼ぐのが合格への近道です。
- 地理、歴史、公民の3題構成
- 問題文は長いが問題自体は定番のものばかり
- 受験者平均点も高いため、社会で失敗すると致命的
雙葉を受験するレベルの学生にとって社会の問題はできて当然のものがほとんど。
例年点差はつきにくく、いかに失敗しないかがポイントになります。
進研ゼミ小学講座なら添削指導や質問対応つきで記述問題対策もバッチリ。
採点者目線で答案を作成するコツを理解すれば、まわりのライバルに大きく差をつけることができます。
理科の試験対策
理科の試験問題は社会と違って単なる暗記では対応できない問題が多く出題されます。
記述問題も多く、「なぜそうなるのか」を理解していないと点数を伸ばすことができません。
- 単なる暗記では対応できない出題が多い
- 「なぜそうなるのか」を理解し、端的に答える訓練が必要
- 計算問題は少ないため、対策すれば高得点を取ることも十分可能
雙葉の理科は実験に関する問題が多く出題されます。
実験結果だけを覚えるのではなく、その過程や原理を理解しないと対応することができません。
よくある過去問解説だけでなく、最近の出題傾向を分析し今年出そうな問題を詳しく解説。
分野ごとに基礎から応用までバランスよく学習できるため、苦手克服と難関中学レベルの応用問題対策まで対応しています。
雙葉中学校の過去の入試結果
雙葉中学校の過去の入試結果を参考にまとめました。
例年大きくは変わらないため、受験予定のかたはぜひ参考にしましょう。
- 出願者数:401人
- 受験者数:非公表
- 募集人員:100人
- 合格者数:122人
- 出願倍率:4.01倍
2023年入試は出願倍率4.01倍で4倍を超えました。
- 出願者数:381人
- 受験者数:非公表
- 募集人員:100人
- 合格者数:125人
- 出願倍率:3.81倍
2022年入試は出願倍率は3.81倍で例年通りの結果でした。
同じ御三家の桜蔭中学校、女子学院中学校と比較すると例年倍率が高いのが特徴です。
- 出願者数:385人
- 受験者数:357人
- 募集人員:100人
- 合格者数:115人
- 出願倍率:3.85倍
- 実質倍率3.10倍
2021年入試は出願倍率は3.85倍、実質倍率は3.10倍。
合格最低点前後に受験者が集中するため、1問で合否が変わります。
みんなが解ける標準問題を絶対に取りこぼさず、普段からスピードと正確さを意識して勉強しましょう。
まとめ|雙葉中学校に受かる子の特徴は?合格する方法と入試対策を徹底解説
- 難関校に合格する秘訣は問題集選びと出題傾向の早期把握
- 本気で合格を目指すなら難関校に対応した問題集が必須
- 学習教材ではスタディサプリ小学講座が難関校受験に最適
雙葉中学校に合格するには「どんな問題が出題されるか」を早めに理解しましょう。
学校ごとに出題傾向が明確に決まっているため、一般的な学習ではなく、志望校に特化した勉強が必要不可欠です。
学習塾に通っているからといって必ず合格できるわけではありません。
受験に勝てるかどうかは自宅学習の差がとても大きいです。
短時間で効率よく勉強することが志望校合格への近道です。
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