指定校推薦は高校3年間の評定だけで大学に入学できる推薦入試。
そのため指定校推薦に関して様々な噂があります。
- 指定校推薦は就職で不利になる
- 指定校推薦であることは企業にバレる
- 指定校推薦だと就職で落ちる(落ちやすい)
結論から言うと、指定校推薦が原因で就職に不利になることはありません。
【関連記事】
指定校推薦とは?落ちることはあるの?【塾講師が合格率・評定・基準を解説】
指定校推薦は就職に不利ではない理由
結論から言うと指定校推薦が理由で不利になることはありません。
実際、たくさんの指定校推薦入学者が毎年大手企業の内定を勝ち取っています。
- 早稲田大学政治経済学部(指定校)→資生堂に就職
- 早稲田大学商学部(指定校)→三井住友銀行に就職
- 慶應義塾大学理工学部(指定校)→NTTドコモに就職
- 慶應義塾大学理工学部(指定校)→博報堂に就職
- 明治大学政治経済学部(指定校)→ANAに就職
- 法政大学法学部(指定校)→東京都特別区に就職
- 立教大学文学部(指定校)→日本生命保険に就職
上記はほんの一例。
指定校推薦だから就職に有利ということはありませんが、少なくとも不利になることは一切ありません。
指定校推薦は面接で企業にバレる?
結論から言うと指定校推薦で入学したことは企業にバレません。
もちろん履歴書にも書きませんし、エントリーシートにも書く欄はなし。
指定校推薦だとバレるケースとして考えられるのは、
- 面接で自分からわざわざ伝える
- 履歴書・エントリーシートにあえて自分から書く
- SNSのプロフィールに書く
指定校かどうかは自分から伝えない限りバレることはありません。
面接で自分からわざわざ伝えたり、履歴書やエントリーシートにわざわざ書く人もいないはず。
一番注意すべきポイントは、SNSのプロフィール欄。
採用担当の話を聞くと「最終面接まで来た就活生に対してはSNSチェックは必須」とのこと。
理由は簡単で、
- SNSにはその学生の本質(本音)が出る
- 交友関係や普段の様子が簡単にわかる
- 企業のコンプライアンスを守れるかの判断材料になる【口が軽いはNG】 etc.
就職活動をしている学生で本名でSNSをやっている人は注意しましょう。
本名でSNSをやるのはメリットも大きいですが、予期せぬデメリットもあります。
SNSのせいで最終面接で不合格になる場合も十分考えられます。
指定校推薦が原因で就職活動で落ちることはある?
指定校推薦が原因で落とされることはありません。
企業の採用方針でよくあるのは次のとおり。
- その年の採用強化大学は事前に決まっている【どの大学から何人採用する】
- 学歴フィルターは存在する
- 国立大学を優遇する企業はある
少なくとも大学名は就職である程度影響します。
ただし、東大生だから就活が楽勝なわけでなく、中堅私大でも人気企業に内定する人もいます。
大切なことは自分の価値を高められるか。
指定校推薦のひとにおすすめの就活必勝法
どうすれば就職活動が上手くいきますか。
就職活動に正解はありません。
それでも就活を有利に進める方法はあるので紹介します。
今すぐできるものもあるのでぜひ参考にしてください。
英語学習は必須【TOEICは最低限やっておくべき】
指定校推薦で合格した人に共通する悩みが学力面。
定期テストは出来ていても一般入試を経験していないため自分の学力に不安を持つ人も少なくありません。
特にTOEICは就職に有利になる最強の資格。
- 指定校推薦者には学力に不安を持つ人も多い
- 英語学習をすれば自信が付くし就職にも有利になる
- 特にTOEICは就職で有利になる資格の一つ
- TOEICは就職後も昇格や昇給に影響する
- 余裕がある人はTOEICに加えて英会話もおすすめ
指定校推薦で入学した人に強くおすすめしているのが英語学習。
何をしたら良いかわからない人はTOEICの勉強をしましょう。
TOEICは990点満点で何点以上が合格というものはありません。
はじめは500点、600点を目標にしてみましょう。
TOEICの勉強には学習塾に通うよりもスタディサプリのようなオンライン学習がおすすめ。
- 問題集1冊程度の料金でプロ講師の授業が見放題
- オフライン再生(ダウンロード)すれば通信量もかからない
- スマホ、パソコンでいつでも学習できる
無料体験もできるので自分に合った教材を見つけましょう。
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インターンシップへの参加
英語学習は自分の市場価値を高めるためのもの。
自分の価値を高めることで就職はしやすくなりますが、問題はどこに就職するか。
入社する前にしっかり企業研究を怠らずにやっておきましょう。
企業研究でやるべきことはいくつかあります。
最低限やっておくべきことは次の3つ。
- 企業の公式HPで最低限の情報収集
- 就職四季報、業界地図で企業の収益性を確認
- インターンシップ・OB訪問で雰囲気を確認
就活生なら企業の公式HPや就職四季報・業界地図は見る人がほとんど。
しかしこれだけでは浅い知識しかインプットできず、面接官にも刺さりません。
どれだけ企業のために努力したかが重要。
- 就活生A:「御社のHPを拝見しました。御社の企業理念に共感し、私も御社で働きたいと思いました。」
- 就活生B:「御社のインターンシップに参加しました。実際に働く社員の方々の熱意に共感し、私も御社で働きたいと思いました。」
大手企業や人気企業を受ける就活生の多くは、Aのタイプで面接官からすると「また同じ理由か」といった印象。
実際、インターシップに参加するのは就活生の中でもほんの一部。
積極的に行動しましょう。
相手に熱意を伝えるために周りがやらないことを率先してやることが大切。
保有資格は最低一つ書けるようにする【TOEICでもOK!】
就職活動で大事なことをおさらいすると、
- 英語学習で自分の価値を上げる【自己PRに活用】
- インターンシップに参加して企業研究【志望動機に活用】
ここまでで自分の強みを明確にし、志望動機に熱意が出ます。
これだけでも十分就職活動で戦えますが、武器は多いに越したことはありません。
履歴書、エントリーシートどちらも資格や特技の欄が必ずあります。
そこで空欄は面接官の印象もよくないため、必ず何かしら書くようにしましょう。
おすすめの資格は志望業界によって異なります。
特に志望業界が決まっていない人は英語系の資格が間違いありません。
簿記などの資格がない人は英語力でアピールを。
英会話の勉強もスタディサプリがおすすめ。
日常英会話コースなら問題集1冊程度の料金で本格的な英会話が学習可能。
無料体験もあるのでお試しでの利用も可能!
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まとめ|指定校推薦は就職に不利?面接で企業にバレるのか経験者が詳しく解説
- 指定校で入学したことは企業にバレない
- 指定校だから不利になったり落ちることはない
- 指定校推薦者の多くは学力に不安を感じている
- 自分の価値を上げるために最低限TOEICはやっておくべき
- 英語学習とインターシップで就職活動は問題なし
指定校推薦であることは企業には一切バレません。
「指定校だから就職に不利」と不安に思っている人は安心して大丈夫です。
安心して就職活動に挑もう!
指定校推薦者は学力面で一般入試組に劣ると不安を持っている人も多くいます。
そういう人は早めに英語学習を始めるのがおすすめ。
- 指定校推薦者には学力に不安を持つ人も多い
- 英語学習をすれば自信が付くし就職にも有利になる
- 特にTOEICは就職で有利になる資格の一つ
- TOEICは就職後も昇格や昇給に影響する
- 余裕がある人はTOEICに加えて英会話もおすすめ
TOEICの勉強は就職してからもずっと効果を発揮します。
そのため早いうちからやっておけば就職活動でも有利、昇格や昇給にも有利と良いことばかり。
学生の方はなるべく早めに勉強をスタートさせましょう!
TOEICの勉強には学習塾に通うよりもスタディサプリのようなオンライン学習がおすすめ。
- 問題集1冊程度の料金でプロ講師の授業が見放題
- オフライン再生(ダウンロード)すれば通信量もかからない
- スマホ、パソコンでいつでも学習できる
無料体験もできるので自分に合った教材を見つけましょう。
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