しかし公募推薦や指定校推薦などほかの受験方式には影響するので注意が必要です。
高校生の多くが内申点をあまり気にせず、定期テストを受験します。
「赤点にならなければいい」「平均点は取りたい」という人が大半です。
高校1年生からずっと志望校が変わらない人はほとんどいません。
「国立大志望から私立大志望へ」「一般入試は自信がないから指定校推薦を受験したい」など受験する直前まで考えが決まらないこともよくあります。
あとで後悔しないためにも内申点を上げる努力をしておくことが大切です。
【関連記事】
スタディサプリ進路で大学パンフレット・願書を無料で取り寄せる方法を完全解説
大学受験に内申点は関係ない?
ただし医学部など一部の学部では筆記試験、面接試験、調査書で判定されます。
受験生の多くが受験するのが一般入試。
一般入試は例年2月~3月ごろに各大学で実施される受験方式のことです。
基本的に一般入試は筆記試験だけですが、医学部など一部の学部では面接試験も実施されます。
- 基本的に筆記試験のみで合否が決まり、内申点は関係ない
- 医学部など一部の学部では筆記試験、面接試験、調査書の総合点で合否が決まる
- 公募推薦、指定校推薦、総合型選抜などほかの受験方式の後で実施される
基本的に一般入試では内申点は関係ありません。
しかし「内申点が関係ないなら定期テストは適当でいい」と考えるのは注意が必要です。
一般入試は例年2月や3月に実施されますが、ほかの受験方式は12月には合格が出ています。
「成績が伸びない」「勉強が好きではない」という人も多く、途中で一般入試から指定校推薦などほかの受験方式に変更する人も少なくありません。
内申点を上げておけばいつでも受験方式を変えることができるため、念のため定期テストも一生懸命取り組みましょう。
【関連記事】
指定校推薦で確実に合格する勉強法とは?必要な勉強時間を完全解説
大学受験で内申点が影響するのはどんなとき?
人によっては一般入試よりも合格しやすい場合もあります。
一般入試だけであれば内申点は関係ありません。
しかし次の3つの受験方式で内申点が合否に直結します。
特に指定校推薦はほぼ内申点だけで合否が決まります。
指定校推薦は校内選考を通過できれば落ちることはほとんどありません。
そのほか総合型選抜や公募推薦でも内申点が影響します。
「内申点の平均が3.0以上ないと出願できない」など条件がつく場合も。
各受験方式の具体的な説明はつぎに解説します。
【関連記事】
指定校推薦で落ちる人はどんな人?合格率や落とす大学を詳しく解説
指定校推薦
内申点に自信がある人は指定校推薦も検討しましょう。
指定校推薦はすべての大学で実施しているわけではありません。
指定校推薦の特徴は次のとおりです。
指定校推薦には確実に合格する秘訣があります。
指定校推薦を考えている方は「指定校推薦で確実に合格する勉強法とは?必要な勉強時間を完全解説」をご覧ください。
毎日コツコツ頑張ってきた人は指定校推薦がおすすめです。
【関連記事】
指定校推薦で落ちる人はどんな人?合格率や落とす大学を詳しく解説
総合型選抜(旧AO入試)
総合型選抜は内申点が高いと、「あるメリット」が存在します。
知らない人も多いため、総合型選抜を考えている人は要チェックです。
- 総合型選抜は「内申点○点以上」でないと受験できない枠が存在
- 同じ大学でも「内申点の基準あり」「内申点の基準なし」の方式がある
- 内申点の基準がある方式の方が倍率が低いことがほとんど
たとえば慶應義塾大学の総合型選抜でも内申点の基準がある方式なら倍率が低いため狙い目です。
逆に内申点の基準がない方式は受験者数が多く、倍率も高くなってしまいます。
内申点に自信がある人は選択肢も増えます。
公募推薦
受験資格に「内申点○点以上」と設定されるケースがよくあります。
公募推薦は指定校推薦より総合型選抜に似ています。
指定校推薦なら内申点だけで合否が決まりますが、公募推薦は面接や小論文、内申点など総合的に合否を判断します。
- 受験資格に内申点○点以上と設定される場合がある
- 面接、小論文、内申点など総合的に合否を判断
- 指定校推薦と総合型選抜のちょうど中間的存在
指定校推薦は内申点がすべて。
総合型選抜は複数回の面接やプレゼンテーションで人物重視の試験。
指定校推薦と総合型選抜のちょうど中間なのが公募推薦です。
内申点の比重も高いですが、面接や小論文で人柄や内面を試験します。
受験の選択肢を増やすためにも内申点を上げる努力が必要です。
まとめ|大学受験に内申点は関係ない?大学入試に内申点が影響するか徹底解説
- 内申点が合否に影響する受験方式もある
- 一般入試では内申点は関係ない
- 指定校推薦はほとんど内申点で合否が決まる
- 総合型選抜では内申点が出願条件になる方式と関係ない方式の2種類がある
- 公募推薦は内申点が出願条件や合否に影響する場合がある
一般入試だけであれば内申点は受験に関係ありません。
しかし途中で「指定校推薦を受験したい」と思ったときに内申点が足りず、出願できないこともあります。
選択肢を増やすためにも内申点を上げる努力をしておくことが大切です。
高校1・2年生のころは国立大を志望していたけど受験生になって私立大志望に変わることもよくあります。
オープンキャンパスや学校説明会に参加したり、大学のホームページや先輩の話を聞いたりして最終的に志望校が決まります。
部活で忙しい人も効率よく勉強しましょう!
高校生は部活やクラブ活動で忙しく、特に平日はほとんど勉強する時間がありません。
そのため、移動時間やちょっとしたスキマ時間に効率よく学習することが周りに差をつける秘訣です。
- 英単語単語帳などハンディタイプの参考書を持ち歩く
- アプリ学習を活用する
- 平日は10分でも良いから勉強する習慣をつける
特におすすめなのがアプリ学習です。
特に人気のスタディサプリ高校講座なら問題集1冊程度の料金で全教科勉強し放題。
さらに全国どこに住んでいてもプロ講師の講義動画がいつでも視聴できます。
続ければ確実に実力がつくため、忙しい人にこそおすすめです。
スタディサプリ高校講座を14日間無料で体験する(公式サイト)
【関連記事】
スタディサプリのキャンペーンコード・割引クーポンを完全解説