各大学の募集条件や合格する方法を教えてください。
この記事では各大学の募集条件から確実に合格する方法まで詳しく解説します!
この記事を読めば指定校推薦の基本知識、各大学の募集条件・評定、合格するための方法がわかります。
指定校推薦は一般入試と違って合格するコツがあります。
情報が出回っていないからこそ周りに差をつけやすく、難関大学でも十分合格することが可能です。
まずは大学公式パンフレットで募集学部・学科を調べておきましょう。
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指定校推薦で確実に合格する方法
しっかりと対策をすれば周りに大きく差をつけることができます!
指定校推薦は事前の準備がとても大切です。
確実に合格したい方は必ずつぎの手順で対策しましょう。
- 【STEP1】情報を集める
- 【STEP2】志望校・志望学部・学科を決める
- 【STEP3】過去の募集条件を調べる
- 【STEP4】自分の評定平均を確認する
- 【STEP5】評定平均を上げる勉強方法
指定校推薦は出願したら取り消すことができません。
事前にしっかり情報を集めて、納得のいく志望校を見つけましょう。
具体的な方法はつぎに解説します。
情報を集める
指定校推薦のスタートは「情報集め」から始まります。
まずは志望大学や興味がある大学の「大学公式パンフレット」をすべて集めましょう。
- 大学の情報集めは各大学の公式パンフレットが便利
- スタディサプリ進路公式サイトから何校でも無料で資料請求可能
- 指定校推薦の募集条件、過去の入試結果、大学生活まで丸わかり
各大学のホームページにも入試情報は掲載されています。
しかし大学公式パンフレットの方が情報量も圧倒的に多く、大学生活全般のことがすべてわかります。
大学公式パンフレットは無料で何校でも取り寄せることが可能。
なるべく早めに入手しておくことで、周りより入試を有利に進めることができます。
志望校・志望学部・学科を決める
志望校決めはなるべく早い方が受験に有利です。
また行きたい大学は決まっていても、志望学部・学科が決まっていないケースがよくあります。
志望校、志望学部・学科選びは必ず大学公式パンフレットを使用しましょう。
たとえば経済学部と商学部、経営学部など似ている学部でも授業内容や卒業後の進路がかなり違います。
- 興味がある大学の大学公式パンフレットをすべて取り寄せる
- 行きたい大学を絞り込む(5〜10校程度)
- 授業内容・卒業後の進路から学部・学科を絞り込む
志望校は1つに絞る必要はありません。
なるべく多くの可能性を持つことで受験直前の志望校変更にも対応できます。
大学公式パンフレットを見れば授業内容や卒業後の進路、実際の大学生活の様子まですべてわかります。
人気の大学ほどすぐに品切れになるため、なるべく早めに取り寄せておきましょう。
過去の募集条件を調べる
志望校、志望学部・学科が決まったら、過去の募集条件を調べます。
指定校推薦の募集条件はほとんどネットでも出回りません。
各大学の指定校推薦に必要な評定平均や面接・小論文の内容は当サイトでまとめています。
特に人気の高い大学の募集条件は下記をご覧ください。
人気の大学は募集条件もかなり厳しめです。
慶應義塾大学や早稲田大学では評定平均4.0以上ないと出願できません。
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自分の評定平均を確認する
志望校が決まり、必要な評定平均がわかったら自分の評定がいくつか確認します。
指定校推薦で使用する評定は高校1年生の1学期から高校3年の1学期までの成績です。
二学期制の学校の場合、高校1年生の前期から高校2年生の後期までの成績が対象になります。
指定校推薦は全教科の評定平均で決まります。
評定平均の算出方法はつぎのとおり。
- 各科目の評定を足し合わせる(例:4+3+5+・・・=55)
- 足し合わせたものを全科目数で割る(例:55÷13=4.2)
- 学期ごとに上記計算を行い、すべて足し合わせる(例:4.2+4.0+・・・=29)
- 足し合わせたものを学期数で割る(例:29÷7=4.1)
指定校推薦の場合、5教科以外の音楽や美術などの科目も対象になります。
数学で「5」を取るのも、音楽で「5」を取るのも同じ価値があります。
指定校推薦で確実に合格するためには5教科だけでなく、音楽など実技科目も高得点を狙う必要があります。
評定平均を上げる勉強方法
指定校推薦で確実に合格する方法は「各科目で評定5」を狙うこと。
一見難しそうに感じますが、使う教材や勉強方法を変えるだけでだれでも評定を上げることが可能です。
評定平均を上げるために何冊も問題集を買ったり、参考書を買ったりするのは間違いです。
「評定5を取る勉強」と「100点を取る勉強」は違うことをまず理解しましょう。
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定期テスト全教科で評定5が取れる最強の学習教材
実技科目も勉強することが評定平均を上げる秘訣です。
評定5を取るには定期テストで80点以上を取る必要があります。
80点でも100点でも同じ評定5のため、満点ではなく80点を目指す勉強が必須です。
難しい問題や応用問題に時間をかけてもほとんど効果はありません。
評定を上げるにはテストに出やすい問題を確実に正解できるように練習することが重要です。
定期テストで高得点を取るには「どこが試験に出やすいか」を知ることが必須。
定期テストに特化した教材でおすすめはスタディサプリと進研ゼミです。
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- 学習できる教科は5教科のみ
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- 5教科以外に実技科目も学習可能
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スタディサプリと進研ゼミの大きな違いは料金と学習できる科目数です。
スタディサプリは月額2千円程度と圧倒的に低価格。
しかし5教科しか対応しておらず、実技科目は学習できません。
進研ゼミは月額5千円から1万5千円程度とスタディサプリより料金は高め。
ただし進研ゼミは5教科だけでなく、実技科目も好きなだけ学習が可能。
無料体験や体験教材は下記特典ページから今すぐ入手することができます。
さらにスタディサプリと進研ゼミは併用できるため、どちらも申し込むことが可能です。
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各大学の指定校推薦の条件まとめ
ここでは具体的に人気大学の条件を解説します。
指定校推薦の条件は評定平均2.0〜4.0以上のものまでさまざま。
特に受験生に人気の大学は評定平均4.0前後のものが多く、出願条件も厳しめです。
上記は出願するための最低条件です。
校内募集で募集人数以上の応募があれば校内選考を勝ち抜く必要があります。
慶應義塾大学や早稲田大学など最難関大学は評定平均4.0〜4.3以上が必要です。
実際、過去の合格者の多くが4.5以上で校内選考を通過して合格を勝ち取っています。
私立大志望の学生は指定校推薦で行ける大学をチェックしてみましょう。
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指定校推薦の時期・スケジュールを詳しく解説
参考に過去のスケジュールを紹介します。
指定校推薦は夏休み明けから本格的にスタートします。
校内募集が始まると本試験まであっという間です。
事前に大学公式パンフレットで試験内容や学校の特徴を調べておきましょう。
-
STEP1指定校推薦の校内募集例年9月上旬に第一回校内募集があります。
募集の来ている大学のなかから一つ(○○大学〇〇学部〇〇学科)を選択します。 -
STEP2校内選考第一回校内募集を締め切ると校内選考が開かれます。
-
STEP3推薦者の決定9月下旬にはすべての推薦者が決定します。
-
STEP4出願書類の準備10月の一か月間で出願書類を準備します。
ほとんどの大学で「志望理由書の提出」があります。
他大学では毎年不合格になる学生も出ているため、最後まで気を抜かずに準備しましょう。 -
STEP5出願書類の提出一番注意すべきは「出願書類の提出」です。
過去に出願書類が提出期限までに届かず不合格になった実例があります。
担任の先生に任せっきりにせず、必ず自分でも確認しましょう。 -
STEP6本試験指定校推薦の本試験では、面接、小論文、講義理解能力試験などが実施されます。
校内選考が終わっても気を抜かず、合格まで集中して取り組みましょう。 -
STEP7合格発表合格発表が12月上旬〜中旬にあります。
指定校推薦は合格率が高い入試ですが、実際過去には不合格者が出ています。
合格発表までは気を抜かず、周りの受験生同様に勉強を続けておきましょう。
指定校推薦の流れは上記のとおりです。
大学によっては本試験や合格発表の時期が異なるため、必ず大学公式パンフレットで確認しましょう。
興味がある大学はすべて調べて、指定校推薦を実施しているか確認しましょう。
指定校推薦の志望理由書・面接・小論文すべて解説
しかし本試験の対策を怠ると不合格になることもあるので注意しましょう!
指定校推薦の出願書類や本試験の内容はだれも教えてくれません。
ここでは志願理由書や面接・小論文の内容を詳しく解説します。
出願書類や本試験の内容を事前に知っておくだけで受験では有利になります。
特に面接や講義理解能力試験は対策が重要になるため、早めに取りかかりましょう。
校内選考に通過しても油断せず、しっかり対策しましょう!
志望理由書
志望理由書はすべての大学で提出します。
志望理由書に記載する内容はおもに次のとおりです。
- 本学を志望する理由
- なぜ〇〇学部〇〇学科か?
- 入学後に学びたいこと
- 将来の目標・実現したいこと
志望理由書を書くために大切なことは大学の特徴をよく知ること。
その大学でないと実現できない理由を明確にすることが必要です。
特に大学公式パンフレットには各大学の特徴がわかりやすくまとまっています。
少なくとも3〜5校はパンフレットを取り寄せて特徴や強みを比較しましょう。
比較することで大学の特徴がよくわかり、モチベーションも高まります。
面接
指定校推薦では通常、個別面接または集団面接があります。
例外として立教大学や慶應義塾大学など一部の大学・学部では面接がないため、面接に自信がない人はチェックしましょう。
指定校推薦の面接には次の種類があります。
- 個別面接:受験生1人に対して面接官2人〜3人
- 集団面接:受験生2人〜3人に対して面接官2人〜3人
以前までは個別面接が主流でしたが最近は集団面接やグループディスカッションの大学も増えています。
詳しくは各大学の公式HPまたは大学公式パンフレットで確認しましょう。
指定校推薦の面接で聞かれる内容は主に3点。
個別面接でも集団面接でも聞かれる内容は変わらないため、つぎの3つを深掘りしましょう。
- 本学志望の動機
- 大学入学後にやりたいこと
- 将来の目標・進路
面接で聞かれる内容は志望理由書とほとんど同じ。
志望理由書を書く際は、面接で話すことを前提に書くことが大切です。
具体的な質問内容は次のとおりです。
回答を事前に用意しておくことで安心して面接に臨めます。
- 自己紹介を簡潔にお願いします。
- 〇〇大学を志望する理由を教えてください。
- なぜ〇〇学部〇〇学科を志望しましたか?
- 自分の強みはなんですか?
- 自分の弱みはなんですか?
- 本学入学後にやりたいことはありますか?
- 高校時代に夢中になっていたことはありますか?
- 大学卒業後の目標はありますか?
- オープンキャンパスに参加しましたか?
- 本学について何で調べましたか?
- 一般入試ではなく、指定校推薦を選んだ理由を教えてください。
面接練習はノートに回答を書いてから何度も繰り返し声に出すことが効果的です。
家族や担任の先生といっしょに練習すると本番でもスムーズに受け答えができます。
グループディスカッション
法政大学をはじめ、面接ではなくグループディスカッションを実施する大学も増えています。
グループディスカッションはある議題に対して受験生3人〜5人程度で話し合い、意見をまとめる試験。
協調生やリーダーシップが重要となり、短時間で役割分担から課題解決まで行う必要があります。
- 受験生3人〜5人程度でチームを結成
- 試験官3名程度が話し合いの様子を採点
- 議題は志望学部に合ったものが出題される
指定校推薦のグループディスカッションは無理して発言したり、リーダー役に立候補する必要はありません。
仲間の発言をちゃんと聞き、自分の意見を素直に述べることが大切です。
グループディスカッションのテーマは志望学部の内容にあったものが出題されます。
時間に余裕があるひとは普段からニュースや新聞で情報収集しておきましょう。
小論文
指定校推薦に限らず、入試で小論文を出題する大学が増加。
以前は指定校推薦やAO入試だけでしたが、今は慶應義塾大学や早稲田大学など多くの大学の一般入試で小論文が試験科目になっています。
- 読書感想文や作文とは書き方がちがう
- はじめに「自分の意見」を明確にする(私は〇〇についてこう考える)
- 「理由や根拠」を示して最後に「結論」で締める
小論文は難しいとチャレンジしない受験生も多いですが意外に対策しやすい試験科目です。
書き方の「型」が決まっているからこそ、何度か練習すればだれでも高得点が狙えます。
小論文は問題集を解くより学校や予備校で学ぶのがおすすめです。
また費用を安く抑えるならスタディサプリ高校講座や進研ゼミ高校講座が小論文対策に力を入れています。
進研ゼミ高校講座なら小論文の添削にも対応しているため、独学が不安なかたでも安心です。
講義理解能力試験
講座理解能力試験は中央大学など一部の大学のみ実施しています。
特に対策をとる必要はありませんが、どんな試験かは必ず確認しましょう。
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STEP1はじめに試験の説明(10分程度)
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STEP2中央大学教授の講義を受講。配布されるプリントにメモを取りながら講義内容を整理する。(1時間程度)
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STEP3講義終了後、問題用紙が配布される。
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STEP4講義に関する問題を3問程度解答する。
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STEP5試験終了後、問題用紙および配布プリントを回収。
講義理解能力試験は問題に解答しないと大きく減点されます。
内容がわからなくても、自分なりに講義を受けて感じたことを書くようにしましょう。
まとめ|【完全版】指定校推薦で確実に合格する裏技!必要な勉強時間と勉強法を徹底解説
- 指定校推薦の情報はほとんど公開されていない
- 情報収集には大学公式パンフレットが必須
- 指定校推薦は評定が高いほど有利だが評定2〜3でも出願できる大学もある
指定校推薦の情報は限られた高校にしか公開されていません。
そのためネットで検索してもほとんど出てきません。
指定校推薦を考えている人は早めに大学公式パンフレットを取り寄せましょう。
今すぐだれでも無料で資料請求することができます。
大学公式パンフレットには数に限りがあります。
人気の大学ほど在庫切れになりやすいため、なるべく早めに取り寄せましょう。
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